工業用ニッケルめっき

取引先からのご要望により1999年7月より新規設備を導入した。
密着の良い、物性の良いめっき皮膜をつくる。

特性〜

耐蝕性 ピンホール、対薬品性
内部応力 内部応力とは、管理
硬度 低硬度、測定方法等は工業用クロムめっきの硬度参照
マスキング 工業用クロムめっきのマスキング参照
設備 当社の設備


耐蝕性

工業用ニッケルへ

めっき厚を一定以上にするとピンホールをなくすことが出来、素材を保護することが出来る
ニッケルは様々な化学薬品に対し耐蝕性が高く、硝酸以外の腐食環境では他の金属と比較してその効果が確認されている

内部応力

工業用ニッケル

内部応力とは
めっきした時にめっき皮膜によって与えられる応力で引張応力と圧縮応力がある
引張応力はめっきがはがれる様に働く応力で、圧縮応力はその逆である
内部応力が大きいとめっき剥がれの原因になったり、割れを生じたり、その上に付けるめっきに悪影響を及ぼしたりする
特にめっき厚が大きくなったときにはその影響が大きくなるので注意が必要である
内部応力の測定法
簡易平均電着応力測定法とスパイラルコントラクトメータによる方法がある(JIS H8626)
スパイラルコンタクトメータではスパイラル状の試料にめっきしてそのよじれを測定する
当社で使用している簡易平均電着応力測定法は片面をマスキングした薄板にめっきをしてその反りを測って電着応力を測定する方法である
当社では
簡易平均電着応力測定法により±20Kg/muに管理している
測定例
下の写真の開き具合とめっき厚を測定して所定の計算式により電着応力を計算する



硬度

工業用ニッケルへ

テストピースにめっきを50μm付けて測定し、Hv300±50になるように液を調整している


設備

工業用ニッケルへ

5000g、深さ2、2mのめっき槽−−1槽